映画「カビリアの夜」
*映画の内容が出てきますので、まだ映画をご覧になっていない方、申し訳ないです。
『カビリアの夜』(’57年イタリア、フェデリコ・フェリーニ監督、 ジュリエッタ・マシーナ主演、ニーノ・ロータ音楽)
この映画のラストシーンが好きです。
森の中を歩くカビリアを、どこからともなく若者たちが歌いながら現れて、踊りながらカビリアを取り囲んで進んでいくのです。このシーン、カビリアの表情がとても素敵です。
フェリーニの映画には、人が大勢出てきます。エキストラみたいな人たちもアップで映し出し、台詞を言ったりするのです。
このシーンでは、若者の一人が、「ボナセーラ(こんばんは)」と言う。それしか台詞がないシーンなのですが、その”こんばんは”が、胸に響くのは、フェリーニの魔法だなあと、思うのです。
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